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妊活にサプリの効果とは?!配合されている栄養分を徹底解説

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妊活サプリに配合されている栄養分・1

葉酸

葉酸を摂取することで体内のホモシステイン濃度が低下するため、血流が良くなり卵胞の発育が改善されます。そのため、卵胞が大きく成長して卵子の質が改善されます。さらにホモシステイン濃度が低下すると細胞を劣化させる原因である活性酸素が減少するため、葉酸を摂取することで卵子の若返りに繋がる高い効果が得られます。

そのため、高齢妊活を行っている方には特に欠かすことのできない成分だといえます。その他にも、葉酸を摂取することで子宮内膜を着床しやすい柔らかい状態に変化させたり、胎児が先天性奇形を発症する確率を下げるなどの妊活に役立つ様々な効果を得られます。

そのため厚生労働省は『日本人の食事摂取基準(2015年版)』の中で、妊活を計画中の女性に対して1日400μgの葉酸を摂取することを推奨しています。しかし葉酸は普通の食事からは摂取しにくい栄養分なので、サプリメントを利用して摂取することが効率的です。

マカ

マカとは、南米ペルーのアンデス高原に自生するアブラナ科の植物です。各種ビタミンやミネラルに加えて必須アミノ酸も豊富に含んでいるため、栄養補給に最適な成分です。さらにマカには生理不順を解消する効果を持ったベンジルグルコシノレートという成分が含まれているため、妊活中の女性が摂取することで妊活成功をサポートする効果が得られます。

また、マカには亜鉛やアルギニンといった男性機能改善に役立つ栄養分も豊富に含まれているため、男性の妊活にも高い効果を発揮します。そのため、妊活中の夫婦は一緒に摂取することがお勧めの成分です。

ヘム鉄

鉄分は酸素を運搬する役割をもった赤血球を作るために必要な栄養分です。そのため、妊娠中の女性の体内で鉄分が不足すると、貧血状態に陥ります。その結果、胎児の成長に必要な栄養分が十分に供給されなくなり、胎児が低体重児や未熟児として生まれてくる危険性があります。そのため鉄分は、妊活や妊娠中の女性が十分に摂取する必要のある栄養分です。

そして鉄分には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があり、多くのサプリメントには低コストな非ヘム鉄が配合されています。しかし、ヘム鉄のほうが吸収率が高く、同じ量の鉄分を摂取した場合でもより高い効果が得られます。そのため、妊活サプリを購入する場合は配合されている鉄分がヘム鉄なのか確認することが大切です。

妊活サプリに配合されている栄養分・2

コエンザイムQ10

コエンザイムQ10は赤血球以外のあらゆる細胞内に存在して、ミトコンドリアが人間の活動に必要なエネルギーを生成する際に発生する活性酸素を除去する役割を担っています。そのため、コエンザイムQ10を摂取することで卵子や精子を老化させるなど妊活に悪影響を及ぼす原因である活性酸素を除去する効果が得られます。

さらにカナダの大学と不妊治療クリニックが合同で行った研究においてコエンザイムQ10を摂取させたマウスの卵子が増加したり、卵子の質に関わるミトコンドリアの活性化が判明したことで、妊活中の女性の卵巣機能改善の効果が期待されている栄養分です。

生姜

妊活の大敵といわれる厄介な症状が「冷え性」です。そのため冷え性対策は妊活の基本ですが、冷え性を改善する上で非常に高い効果を得られる成分が生姜なんです。特に生姜を加熱したり乾燥させることで生成される「ショウガオール」と呼ばれる成分には、芯から身体を温める強い作用があります。

そのため、生の状態で生姜を摂取するよりも、乾燥させた生姜が含まれている妊活サプリを利用する方が、より冷え性改善に役立つ効果が得られます。

亜鉛

亜鉛は男性の性欲減退や勃起不全の改善などに高い効果を発揮する栄養分です。亜鉛を摂取することで精子の質が向上したり精子の量が増加するため、欧米ではセックスミネラルとも呼ばれています。さらに女性の場合も、体内の亜鉛が不足すると子宮内膜の成長が不足したり、無排卵月経を発症するなど、妊活に大きな悪影響を及ぼされます。

そのため妊活中の夫婦は男女一緒に十分な量の亜鉛を摂取することが大切です。しかし亜鉛は吸収率が低く、普通の食生活で十分な量を摂取することが難しいので、妊活サプリを利用して摂取することがお勧めです。

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